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いとうえんは１２月３日、めでたく満１歳の誕生日を迎えました。
これもご指導・ご支援くださったみなさまのお陰と
深く感謝するとともに、まだまだスタートしたばかりの、
いとうえんの無限大の可能性を持った人生への重責を
改めてかみしめるハハなのであります。
終了いたしました。というわけで１２月４日より株式会社デルフィス
ＭＣ局第４ＭＣ企画室付で職場復帰いたしましたので、あわせて
ご報告させていただきます。
休職前とは異なる部署・立場ですが、いとうえんが幼いうちは
やはりできるだけの時間をともに過ごしたい、という身勝手な要望と、
今後の自身のスキルアップ等考慮した上で選択した形です。
以前までとは違う形になってしまうかもしれませんが、また今後とも
お見捨てなきよう、末永くお付き合いいただければ幸いです。
毎度おなじみ”世界一の親バカメール”「月刊いとうえん新聞」
改め「気まぐれ刊いとうえん通信」、久々にＵＰさせていただきます。
どうかお暇な時にお読みください。
〔ＴＯＰＩＣＳ〕
●いとうえん最近の「初」
８月１２日・初ハイハイ
９月１２日・初つたいい歩き
９月２２日・初ストロー飲み
１０月２３日・初障子びりびり破き
１０月２９日・初あんよ
１１月３日・初保育園登園
１１月２７日・初鼻ちょうちん
１２月３日・初誕生日
●人生で最も長い一日〜12月3日、満1歳の誕生日
前日いとうえんの夜泣きがひどく、
風呂場で湯船から飛び出すこと実に4回、
完全に風呂に入り終えたのが午前4時半だった縁ハハに
とって、いつもと変わらぬ愛息のさわやかな目覚めの笑顔は、
ちょっとまぶしすぎ。
8時半 朝食。
いとうえん今朝のメニューは食パン半分、ツナかぼちゃマッシュ、
キャロットジュースにバナナヨーグルト。
9時 着替え、洗顔。今日は記念撮影があるため、親子で一張羅。
そしていつもスッピンに近い縁ハハの顔が皮1枚分念入りに厚くなる
10時 わしおじじ＆ばばのお迎えが到着。
娘は孫のために仕事を休んでまで来た父に驚き、
父は娘の部屋のあまりの散らかりっぷりに驚く。
10時半 父の親友である写真家のスタジオに向けて出発。
途中タクシーを待たせて予約していたケーキをピックアップ。
11時 スタジオ到着。
実際は父（還暦）よりも年上なのにどうみても40代の、
いかにも業界臭ただようカメラマン中里氏と挨拶。
早速機材のセッティングをする氏の傍らで、持参したオリジナルの
飾りつけ（カナダの義姉から贈られてきた「HAPPY BIRTHDAY」の
立体壁掛けをかけたり同じく文字入りの風船をふくらませたり
先のケーキを配置したり）などを準備する。
11時半 撮影開始。
いとうえん終始ご機嫌ながら、なかなか大人達の思惑通りの
ポージングが難しく、スクリーン＆ストロボの前で全員四苦八苦。
あの手この手でいとうえんの笑顔、そしてポーズをキープさせる。
12時半 撮影終了。
4種類の衣装、5種類のパターンで撮った、全57枚の写真を
パソコン画面でチェック。「おー」「かわいい」「これ最高！」
思った以上の出来栄えに一同歓声。ただ満足感以上の疲労感に
「（被写体として）赤ちゃんはホント、動物より難しいよ・・・」
とプロの弱音が最後にポロリ。
13時 スタジオ近くの、わしおじじ行きつけの寿司屋にて昼食。
いとうえんはまだ寿司を食べられないので、携帯ベビーフード
（「ひらめのチーズリゾット」、「野菜のあんかけハンバーグ」）をペロリ。
14時 仕事に向かうわしおじじと別れ、タクシーにて帰宅。
その車中にていとうえん、お昼寝。
15時 昼寝から目覚めてすぐ、麻疹の予防接種のため近所の小児科へ。
注射に強いいとうえん、さされた瞬間に「あう」と小さく叫んだのみで
すぐに機嫌を取り戻す。
16時 帰宅。大好きなNHK教育の幼児番組を見ながら、テレビにかぶりつき。
17時 部屋の明かりを落とし、ケーキにろうそくをともして
「ハッピーバースデー・トゥーユー」を歌っていたところ、
カナダの義姉からお祝いの電話が。縁ハハがしゃべっている間に
わしおばばがケーキを食べさせるものの、いとうえん、
ショートケーキの上にのっていたいちごしか食べず。
18時 わしおばば、縁ハハが家事をしている間、いとうえん大人しくひとり遊び
18時半 夕食。献立はやわらかく炊いたお赤飯に、かに団子汁。
19時半 入浴。途中睡魔に襲われぐずり始めるものの、前日と同じ轍を踏まぬ
よう、いとうえんのテーマ曲「森のくまさん」を歌うなど、縁ハハ
必死になってご機嫌をとりつつついでに自分の入浴も済ませる。
20時 わしおばば帰宅の途につく
20時半 いとうえん、縁ハハに添乳されながら就寝。
と同時に縁チチ、帰宅。仕事を切り上げて早帰りしたにも関わらず
間一髪で愛する息子と会うこと叶わず、くやしがる。
●あろはっぴい・ハワイ♪いとうえん海外初体験レポート��
別れを惜しみつつ、いとうえん（当時10ヶ月）はハワイに旅立つべく、
祖父の鷲尾晃氏（60）の運転するクルマで母親の麻希さん（30）、
祖母千代子さん（61）とともに一路成田空港へ向かっていた。
伯父・鷲尾学氏（33）のハワイ挙式に参列する口実ながら、その実
生まれて始めての海外旅行を思う存分楽しもう、というハラ・・・が
本人にある訳は当然なく、大人達の勝手な都合により訳もわからず
半ば強制連行のような感じの旅立ちである。
直前まで準備に追われ、疲弊しきっていた母・麻希さんは
空港に向かう車の中で、何度も意識を失いかけていた。
「本当はこの荷物の中に、自分のウェディングドレスも入るはず
だったのに」すでに腕の中でぐっすりお寝んね中の愛息の顔を
見つめながら、朦朧とした意識の中麻希さんはぼんやり考えていた。
離陸予定時刻１０分前到着）だった麻希さん、フライトの3時間以上前に
空港に到着した時は、さすがにどうやって時間をつぶそうか戸惑ったという。
「これぐらいのんびりするのが当たり前なの！」
常人並みに慎重派の祖父母にたしなめられたことは言うまでもない。
喫茶店などでぶらぶらと時間をつぶした後、一行は余裕を持って飛行機に
乗りこみ、午後23時ジャスト、無事離陸。
狭い機内でも縁くんは未だ事情を飲み込めていない様子である。
重量オーバーでバシネット（壁付の簡易ベビーベッド）の使用許可がおりず、
一番先頭の、壁に面した席で母親と祖父母の膝の上にまたがってどっかり
寝そべるいとうえんくん、気圧で耳鳴りがした瞬間泣き叫んだものの、母親の
おっぱいをくわえて落ち着いたのか、そのまま深い眠りに落ちていった。
「残念、寝ちゃった？」
席が別ながら、同じ飛行機に乗り合わせた麻希さんの兄・学さん（33）とと
そのお嫁さんの奈美さん（33）が途中様子を見に来たときはすでに爆睡中、
縁くんが目覚めたのは飛行機が常夏のビッグアイランド・ハワイ島に
降りたった後であった。
カイルア・コナにある「キングカメハメハ・コナビーチホテル」へ。
そんなに豪華とはいえないが、歴史があり、コナの町へのアクセスも
よく、親しみのわくこじんまりとした居心地のよいホテルである。
早すぎる到着にも、フロントのおねえさんは快くチェックインに応じてくれた。
部屋に荷物を置き、一休みした後、一行はコナの町を散策。
この時麻希さんにはある目的の場所があった。
ハワイ唯一の地ビール会社が経営するレストラン、「コナブリューワリー」
で焼きたてのピザ、作りたての地ビールを堪能した後、麻希さんは
ぐずり始めた縁くんを抱っこ紐にくくりつけ、父母を町の真ん中にある
古い建物へと案内した。
「ここ、ここ。」
それは、義人さんと麻希さんが、予定通りなら明日、結婚式を挙げるはずの
教会の前であった。（つづく）