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ちょっと前のことですが、生まれて初めて胃カメラを体験しました。
経験者の方は分ると思いますが、胃袋と肺に分かれるあたりで、
「はい、カメラを飲み込んでください。」
と医者が平気な顔していいやがる。
「飲み込む」ってぇのは、大きくても数センチの長さの物体を胃袋へ落とし込む行為であって、管を胃袋に落とし込むことを「飲み込む」って言うのはいかがなものかと。
そんなことを考えながらウンウンと苦しんじゃいました。
(あぁ・・・自分は胃カメラ検査さえまともに出来ない駄目人間だ・・・人生の落伍者だ・・・)
と心が折れそうになった時、
「フォースの力を信じるのじゃ」
とオビワンケノービーの声が何処からともなく聞こえました。
僕は静かに目をとじイメージを膨らませました。
(僕は中国雑技団・・・今日も人民の前で刀を飲み込まなくっちゃ・・・フゥッ!ハァッ!)
すると・・・
なんということでしょう(by加藤みどり)
胃カメラがどんどんと胃袋に入り込んでいきます。
(う〜ん!今日も見事に刀まるのみ!僕ってかっこいい!)
なんて思っていると。
「はい、ここが胃袋の入り口ですよぉ〜」
「はい、ここが真ん中あたり〜」
「はい、ここが一番下がってるところ〜」
等等・・・お医者様が解説しながら写真を撮ってやがるんです。
もぉ〜雑技団気分ぶちこわし!
再び雑技団気分に戻ったのは、胃袋の下までカメラを持っていった後に、下から見上げる感じで胃袋の入り口を見たときでした。
あれって、すごい感覚だよね。
エイリアン生まれるかと思ったYO!
そんな恐怖に打ち勝つために再びフォースを使いました。
(僕は中国雑技団・・・今日も人民の前で飲み込んだ碁石を取り出すぞ!あそこの小娘が黒って言ってるから黒い碁石を探さないと・・・フゥッ!ハァッ!)
すると・・・
なんということでしょう(by加藤みどり)
・・・
もういいって・・・
とにかく、中国雑技団は大変だと感じた一日でした。